ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。
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今回は、身体能力を上げるためにタイヤを体に結びつけて100メートル走を取り入れたアスリートの体験談です。ぜひご覧ください。
茨城県立伊奈高等学校 サッカー部出身 ポジションMF
私が身体能力向上のためにやっていたことは、放課後部活が終わった後にタイヤを体に巻き付けてサッカーコートの端から端まで走るということをやっていました。
私は身長がそこまで高くなく、体も非常に細いのでフィジカルで勝ち目はありませんでした。
どれだけ食事に気を遣って筋肉トレーニングをしても筋肉がつきにくく、悩んでおりました。
そんな時に、茨城県内のベスト4を目指すために私自身も強くならないといけないと思い、下記の手法を考えました。
元々足は早かったのでそれを誰も寄せ付けないレベルまで高めたいと思いました。
そこで、大きめのタイヤを体に巻き付け、毎日走りました。
走る力の入れ具合で言うと8〜9割くらいの感覚でした。いちばん最初は8割くらいで走り、その時のタイムを測り、そのタイムより必ず早く走り切るというミッションを自分に与え続けました。
その結果、実際の100メートルのタイムが3ヶ月で0.4秒ほど早くなり、自信のあったスピードにさらに磨きをかけることができました。また、単なる走る速度が上がったのもそうなのですが、スタートダッシュの瞬発力も副産物として上がったため、一瞬で相手を置き去りにする動きが得意になりました。
これはプロサッカーの世界でも通じるものがあると思っています。例えば、世界最高のサッカープレイヤーと呼ばれているメッシやネイマールなどがその例に当たると思います。彼らは、身長が低く小柄でフィジカルもそんなに強くないですが、ボールを持った時の一瞬のスピードで相手を置き去りにできる素晴らしいサッカープレイヤーです。
相手が体をぶつけてくるよりも早く移動するため、体を当てられずに一瞬のスピードで抜いていくといった至ってシンプルなプレイスタイルですが、世界でも通用すると彼らが証明してくれています。
さておき、実際に私のような細身で小柄なタイプの人にはタイヤを巻き付けるトレーニング法は絶対的におすすめです。
毎日継続してタイヤを巻きつけた状態をスタンダードにしておくことで、それを外した時にびっくりするくらい体が軽く感じられるはずです。単に何もつけずにダッシュをするのも、もちろん効果は多少あるとは思いますが、結局のところそれはスピードを鍛えるというより全体的な体力の向上になると思うので、身体能力の向上という意味では、体に何かしらの負担をかけた状態でトレーニングするということをするのがいちばんだと思います。