サッカー選手の身体能力コラム

【サッカー選手の身体能力をあげる】坂道ダッシュ

ライフ・カイロプラクティックラボの森下です。

いつも多くの患者様のご来院ありがとうございます。

本日はコラムとして「身体能力」を上げる為に、どのようなトレーニングをしたのか・・・。

実際の経験談を募集しました。

ぜひ、ご覧ください

岩手県大船渡高校サッカー部出身 ポジションMF
大船渡高校は校門から学校まで坂道になっており、角度もかなりあります。

そこで走り込みのひとつとして上り坂、下り坂ダッシュをよくしていました。

上り坂は前に進もうとする時にハムストリングを意識して走るように言われました。

たしかにハムストリングを意識して走るのと走らないのとではスピードに差が出ました。実際タイムで計測した際も50mほどあるのですが1秒くらいは差が出ていました。

またハムストリングを意識して走るのが難しいという人は走る前に大腿部の裏を一度触り、場所を脳に意識づけしてから走るとハムストリングに負荷が入りやすいと思います。

実際にハムストリングに負荷がかかっているかどうかは走り終えると大腿部裏のハリを感じます。ハリを感じればしっかり負荷がかかっているという証拠になります。

これを続けることでハムストリングの強化に繋がります。

実際に大腿部裏にかなり筋肉がつき、50m走はタイムが7秒台から6秒台まで縮まりました。

この坂道ダッシュは陸上でも取り入れているようであり、後から知ったのですが足を早くするためにはかなり有効な練習となっているようです。

次に下り坂ダッシュについて説明させて頂きます。

前述したように上り坂ダッシュをするのですが、その日によりますが1日大体10から20本上り坂ダッシュをしたあとに、今度は下り坂のダッシュに移行します。

下り坂ダッシュでは主にストップ筋と言われる大腿四頭筋を鍛えるために練習していました。上り坂と同じように下り坂も10から20本走っていました。

大腿四頭筋を意識するために大腿部の前を触り、脳に意識づけしてからダッシュしていました。

上り坂に比べて下り坂はダッシュ自体は楽に思えるのですが、想像とはまったく異なり、急なくだりを走り終わるあたりのストップがとても足に負荷がかかり、練習が終わるころにはいつも足が震えていました。

よく山登りの際も上りより下りのほうがきついとは聞いていましたが同じような現象なのかなと今では思います。ですがこの練習をしたおかげでサッカーの試合の際のストップ動作は疲労を感じにくく、また切り替え動作が多いサッカーではとても有意義な練習だったと思います。

またハムストリングを鍛えたことでも足の速さだけでなく、ジャンプ力や体幹の強さも一緒に身につきました。

サッカーにおいてボール技術やテクニックなどは確かに必要になってきますがレベルが上がれば上がるほどそれだけでは通用せず、スピード、体幹、足腰の強さというベースがあって上に行けるのだと痛感しました。

坂道ダッシュは強くお勧めします。

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